査証(ビザ)・入国審査等
平成28年11月21日
ロシア入国査証
- ロシアに入国する際には査証(ビザ)が必要です。ロシア入国査証取得手続きは本邦において最寄りのロシア連邦大使館若しくは総領事館に申請することとなります。
- ビザを受け取る際には,申請内容と同一の内容で発給されているかよくご確認下さい。なお,ロシアのビザは「発給日(DATE OF ISSUE):ビザを発給した日」と「入国日(ENTRY FROM):ビザの有効期間の始期」が異なることがあります。当地へ渡航した邦人の中には,ロシア入国手続きを行った日がビザの「入国日(ENTRY FROM)」前であったため,ロシア側当局が入国を認めず,直近の便で帰国せざるをえなくなった事例がありますので,くれぐれもご注意下さい。
- ロシアに入国した後,ビザの有効期限を延長することは,特別な事情がない限り,原則出来ませんので御注意下さい。
出入国カード
ロシア連邦国内では,2003年1月3日から外国人の滞在の管理のため,「出入国カード」制度が実施されていますが,本制度の概要は,以下のとおりですので,十分ご注意ください。
- ロシア連邦国内に3日以上滞在する外国人は,出入国カードの携帯が義務付けられています。本カードを携帯していない場合,不法滞在とみなされ,強制退去処分となることがあります。
- 航空機でロシア連邦に入国する場合,出入国カードは機内で配布されますので,入国前までに記載して下さい。
なお出入国カードに記載する項目は以下のとおりです。
(1)氏名 (2)生年月日 (3)性別 (4)国籍 (5)旅券番号 (6)査証番号 (7)滞在目的 (8)招聘者名 (9)滞在期間 (10)署名
※(6)査証番号(VISA NUMBER)欄は,ロシア入国査証の「VISA ID」ではなく,査証欄右上の数字ですのでご注意下さい - 出入国カードは,入国用と出国用の2片からなる1枚の書類ですが,記入した出入国カードは,入国時に国境警備局の係員により「入国用」が切り離され,「出国用」は外国人がロシア連邦国内に滞在中に外国人自身が所持し,出国時に国境警備局の係員に提出しますので,本カードは,パスポートとともに大切に保管し,携帯してください。
- 出国カードを紛失した場合は,連邦移民庁サハリン州局において,出国カードの再発行を受ける必要があります。再発行手続きは,ロシア語が理解できないと手続きが上手くいかないことがあることから,団体旅行,ツアー等でロシアを訪れている方については,旅行の企画,手続きを行った旅行会社又は,その添乗員,ガイドに連絡し,移民庁において,出国カードの再発行を受けてください。
個人旅行の方が出国カードを紛失した場合は,ビザの申請手続きを行った旅行会社,ビザ取得会社に連絡し,出国カードの再発行について相談し,通訳が必要な場合は旅行会社,ビザ取得会社を通じて手配を行ってください。